農林水産業みらいプロジェクトとは

  • 農林水産業みらいプロジェクトは,「農林水産業と食と地域のくらしへの貢献」に向けて,「創意工夫にあふれた取組みで,
  • 直面する課題にチャレンジしている地域の農林水産業へのあと一歩の後押し」を行うために
  • 「一般社団法人 農林水産業みらい基金」が実施している助成事業です。

  • 当財団では,「コウヨウザンの苗木生産と耕作放棄地への植林 ~早生樹で耕作放棄地を宝の山に~」のプロジェクト名で申請し,
  • 2016年12月2日付けで助成対象事業に決定されました。

  • この事業では,約30年で成林するコウヨウザンを土地所有者に安心して植林してもらえるよう,
  • コウヨウザンの苗木の安定供給体制の確立と耕作放棄地を含む植林事業の実施体制の構築を目指すこととしています。

実施期間

2017年1月1日~2019年12月31日までの3年間

実施内容

種子・穂木の安定調達体制の構築

県内産穂木による採種園・採穂園(0.5ha)の造成
国外からの種子の調達(山行苗木20万本分/年)

山行苗木の安定供給体制の構築

山行苗木20万本級の育苗センターの整備
10万本級のコンテナ苗生産施設の整備
「コウヨウザン育苗マニュアル」の作成

植林・育成技術の研究・普及

県内3ヶ所,合計15haの耕作放棄地を含むモデル林の設置
「コウヨウザン植林・育林手引書(暫定版)」の作成

苗木生産や植林に携わる人と土地とのマッチング