ここで、育苗管理状況を記します。
コウヨウザンの種まきを行ってから2週間が経った頃、
植替え用の播種箱や直播したコンテナから、少しづつ芽が出てきました。
こうしたなか、コンテナの一部にカビが生えたような状態になったものが発生しました。
広島県林業技術センターに調べてもらったところ、
クモノスカビではないかとのことでした。
ピンセットでその部分だけを掘り取ってみると、
コウヨウザンの種から毛のようなものが出て、
種が腐った状態になっていました。
このカビは、毛の先に胞子をつくり、それを飛ばして拡がるようですが、
発生したものをすぐに除去すれば、全体に蔓延することはないとのことでしたので、
毎朝、点検を行い発生していれば除去しています。
クモノスカビ