2月9日に開催された平成29年度広島県林業普及活動報告会と
広島県立総合技術研究所林業技術センターの
平成29年度 研究成果発表会に参加しましたので紹介します。
林業普及活動報告会では、
(1)林業事業体に対する技術支援について
(2)県営林先行調査について
(3)早生樹コウヨウザン普及の取組について
の3つの活動報告がありました。
「(3)早生樹コウヨウザン普及の取組について」では、
早生樹であるコウヨウザンの造林樹種としての可能性を検討した経緯、
造林樹種として普及する上での課題、採種(穂)園造成に向けた取組などが紹介されました。
また、午後からの林業技術センター研究成果発表会では、
特別講演に続き口頭発表で、次の2つの発表がありました。
(1)「新たな造林樹種としてのコウヨウザンの可能性-これまでの成果と今後の方向-」
(2)「コウヨウザンからCLTまでさまざまな木材・木質材料を使った建築物の将来」
発表の他に、会場の周囲では「空の忍者、ドローンについて~林業分野での利用~」等の
ポスター発表がありました。
これらの発表を聞いて、改めてコウヨウザンの木材としての価値を再認識し、
今、財団で取り組んでいるコウヨウザンのコンテナ苗作りをぜひとも成功させなければと思いました。