12月7日に庄原市東城町にあるモデル林のコウヨウザンの生長量調査を行いました。
[モデル林の状況]
山はもうすっかり冬景色になっており、コウヨウザンの苗木も冬を越す準備で、
褐色に変色し始めていました。
調査の結果、生長のよい苗木は植え付けた時から、30~40cm伸びていました。
[コウヨウザン苗木の状況]
今回の調査では、一部の苗木の先端部に、前回の調査時にはなかったノウサギの食害が見られました。
ノウサギは、この春の植栽後に散布した忌避剤のかかっていない部分(植栽後に成長した部分)だけを
食べているようです。
「ノウサギは、コウヨウザンを食べる」とは聞いていましたが、目の前にすると、ショックでした。
[ノウサギの食害の状況(今年成長した部分のみ食べられています。)]
[落ち葉の中のノウサギの糞塊]
これ以上、ノウサギに食べられないようにするため、年内に、再び忌避剤を散布する予定です。
視察状況
11月28日(水) 新見市農林業振興技術者連絡協議会 12名
12月 5日(水) 愛媛県 3名